点を数える
点を数える
概要
コンピュータの中のデータは0と1の列の形で格納され、転送されます。
たった2つの記号を使って、どうやったら文字や数字を表現できるのでしょう ?
教科学習との関連
- [数と計算] 2進法や他の記数法で数を表すこと
- [数列] はじめの数列の何項かをみて続きを書いたり、数列を生成している規則を記述したりすること。特に公比2の等比数列でのパターンと関係。
技能
- Counting 数を数える。
- Matching 他の情報の表しかたに対応させる。
- Sequencing 順番に並べる。
年齢
- 7歳以上
教材
説明のために、5種類の2進数カード (ワークシート学習「2進数」を参照) を作る必要があります。
点の代わりにスマイルマークのシールが貼ってあるA4のカードも効果的です。
- 必要に応じてさらに学習を選ぶことができます
- 日本で作成したワークシート
- 富士通キッズイベント2012より
PDF
- 富士通キッズイベント2012より
基本的原理
ワークシート学習「2進数」に進む前に、基本的な原理を説明しておきます。
この学習では、ここに示す5種類のカードが必要です。片面だけに点が描かれています。
教室の前でカードを持っ てもらうために、5人の子どもを選びましょう。カードは次の順番に並べる必要があります。
討論
カードの点の数に気づいたでしょうか(それぞれのカードは、右のカードの倍の数になっています)。
左にもう一枚加えるとしたら、点はいくつ必要ですか (32) 。その次は ?
このカードをめくることで、数を作ることができます。
子どもに6を作らせてみてください(4と2のカード)。次に15(8と4と2と1のカード)、次に21(16と4と1)、...
次に、0から順に数え上げさせてみましょう。
見ている子どもたちにカードがどのようなパターンで反転するかを観察させます(それぞれのカードは、その右のカードの半分の頻度で反転します)。2つ以上のグループで試してもよいでしょう。
カードは、表が見えていないときは0を表し、見えているときは1を表します。これが2進法の仕組みです。
子どもに01001を作らせます。10進数だと何の数になりますか(9)。
17は2進数でどう書きますか(10001)。子どもが理解するまで、いくつかの課題を与えます。
理解を充実するために、5個の選択学習が用意されています。子どもが理解できるまで行いましょう。